私たちが轢かなかった鹿

私たちが轢かなかった鹿

著・文・その他:井上 荒野

内容紹介

開けたら最後。劇薬短編5話

彼女は私の親友で、私の男の母親……「私たちが轢かなかった鹿」
身ごもりたい女と、身ごもることを許されなかった女……「不幸の****」
不治の病を宣告された夫の心配と妻の気遣いの掛け違い……「犬の名前」
頭かペニスか――家出した娘と愛人との間で揺れる男の天秤……「つまらない掛け時計」
大雪の日、老作家と元担当兼愛人が住む古民家へ迷い人が……「小説みたいなことは起こらない」

目次

私たちが轢かなかった鹿
不幸の****
犬の名前
つまらない掛け時計
小説みたいなことは起こらない

著者略歴

著・文・その他:井上 荒野

1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』で直木賞、2011年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、2016年『赤へ』で柴田錬三郎賞、2018年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞。他の作品に『もう切るわ』『ひどい感じ 父・井上光晴』『夜を着る』『リストランテ アモーレ』『あちらにいる鬼』『あたしたち、海へ』『そこにはいない男たちについて』『百合中毒』『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』『小説家の一日』『僕の女を探しているんだ』『照子と瑠衣』『猛獣ども』『しずかなパレード』などがある。
ISBNコード
9784910207551
JANコード
Cコード
0093
発行元出版社
U-NEXT
扱い社
JP番号
国際分類コード
判型
46
ページ数
224ページ
定価
1,700円(本体)
発売予定日
2025年06月20日
対象読者
成人指定
NDC分類

お問い合わせ

Contact

新刊情報について掲載希望の方、お問い合わせがある方は
下記までお気軽にお問い合わせください。