風穴をあける学校
不登校生が通う特例校 草潤中が切り拓く子どもたちの未来

風穴をあける学校
不登校生が通う特例校 草潤中が切り拓く子どもたちの未来

著・文・その他:佐藤明彦

内容紹介

不登校児童生徒数の増加を受け、近年開校が相次いでいる不登校生のための学校「学びの多様化学校(旧:不登校特例校)」。この学校では、いわゆる「通常校」より少ない授業数によるカリキュラム編成が組まれるなど、不登校生に配慮した特別な教育が行われている。中でも、2021年に開校した岐阜市立草潤中学校は、そのカリキュラムや支援体制の独自性・柔軟性が注目を集め、開校以来、他自治体からの視察が絶えない。本書では、2025年度、開校4年目を迎えた同校の開校から現在までを徹底取材。これからの「学びの多様化学校」の可能性とともに、「誰一人取り残さない」学校教育を考える。

目次

プロローグ
第1章 「学校らしくない学校」草潤中の日常
第2章 「誰一人取り残さない」決意とともに 草潤中誕生の軌跡
第3章 既存の校舎を「生徒目線」で造り変える 草潤中の空間設計
第4章 イベントも自分たちで創る 草潤中の学校行事 
第5章 学びに「風穴」をあける 草潤中の生徒たち
第6章 学校・教師の役割を「再定義」する 草潤中の教職員たち
第7章 「誰一人取り残さない」覚悟と決意 岐阜市の不登校対策
エピローグ

著者略歴

著・文・その他:佐藤明彦

教育ジャーナリスト。1972年滋賀県出身。東北大学教育学部卒。大手出版社勤務を経てフリーの記者となり、2002年に編集プロダクション・株式会社コンテクストを設立。教育書の企画・編集に携わる傍ら、自身は教育分野の専門誌等に記事を寄稿。教員採用試験対策講座「ぷらすわん研修会」の事務局長。『月刊教員養成セミナー』元編集長。著書に『GIGAスクール・マネジメント―「ふつうの先生」がICTを「当たり前」に使う最先端自治体のやり方ぜんぶ見た。』『教育委員会が本気出したらスゴかった―コロナ禍に2週間でオンライン授業を実現した熊本市の奇跡』『職業としての教師』(いずれも時事通信社)。
ISBNコード
9784788720183
JANコード
Cコード
0037
発行元出版社
時事通信出版局
発売元出版社
時事通信社
扱い社
JP番号
国際分類コード
判型
46
ページ数
予価
1,800円 (本体)
発売予定日
2025年07月15日
対象読者
成人指定
NDC分類

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